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妊娠は何歳までが理想?

健康な赤ちゃん

最近では、高齢になってから子どもを望む人が増えてきました。これは晩婚化のほか、もっと仕事のキャリアを積みたい、経済的にゆとりができてから産みたいなどたくさんの理由があります。しかし、年齢が高くなるにつれ、妊娠率も、健康な赤ちゃんが生まれる確率も低くなっていきます。

妊娠率についてですが、20代前半、20代後半、30代前半、30代後半のそれぞれの年代で、1ヶ月あたりの妊娠率は25%、15-20%、10%、8.3%と次第に低下し、一方妊娠するまでにかかる月数は4ヶ月、5ヶ月、10ヶ月、12ヶ月と次第に長くなっていきます。また、不妊女性のおおよその割合は、30〜34歳で15%、35〜39歳で30%、40〜44歳で64%といわれています。

妊娠率

高齢妊娠のリスク

・流産の可能性が高くなる
・生まれてくる赤ちゃんに、 染色体異常 が生じる恐れがある
・妊娠にともなう合併症(妊娠高血圧症候群など)が生じやすくなる
帝王切開 による分娩の可能性が高くなる

コラム:高齢出産について

「高齢初産」は日本産婦人科学会の定義では「35歳以上の初産婦」とされています。ただし1993年までは「30歳以上の初産婦」でした。いろいろな結果から35歳以上での出産(とくに初産)にはいろいろなリスクが高まることから変更されました。
また、高齢出産のリスクとして、流産率の増加がみられます。母体年齢別にみると35歳を過ぎる頃から増え始め、35〜39歳では20%、40歳以上では約40%以上といわれています。また、流産物の染色体検査では約60%に染色体異常が認められており、この頻度も加齢とともに増加することが報告されています。


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