ファティリティー・ジャーニー あかちゃんを望まれる方へ

お子さんを希望している方は早めに専門医へ

お子さんを希望している方は早めに専門医へ相談の上、まずは検査を受けましょう。

埼玉医科大学総合医療センター産婦人科 准教授
高井 泰 先生
ドクターからのメッセージ

1.不妊治療を始める前に知っておいてほしいこと

不妊治療はいつから始めたらいいのか分からないという方も少なくないと思いますが、お子さんを希望しているのに、
① 1年以上経っても妊娠しない場合、
② 35歳以上でご結婚された場合、
③ 生理痛や月経が多い
などの症状が気になる場合は、早めに専門医にご相談下さい。様々な検査の特徴を知り、納得した上で検査を受けてみてはいかがでしょうか? 治療を始めるかどうかは、それらの結果をみて、専門医の意見を聞いてから決めればよいのです。
いざ不妊治療を始めるとなった場合に、ご夫婦で不妊治療に対する考え方が異なる場合が少なくありません。必ずしも最初から一致している必要はありませんが、ご夫婦で話し合い、支え合って不妊治療に取り組んで戴ければと思います。
不妊治療は、体外受精などの先端医療でなければ妊娠できない訳ではありませんが、体外受精を施行している(できれば年間100件以上)病院やクリニックでは、不妊治療のノウハウが豊富です。

2.不妊治療をされている方へ

不妊治療をされている方へ

残念ながら、「身体的・精神的・経済的負担が軽く、妊娠率が高い治療」は困難です。言い換えれば、ある程度の妊娠率を達成するためには、それなりの負担が避けられません。だからこそ治療がいたずらに長引かないように、見通しを持った不妊治療が受けられているか、が大切です。 また、1回の治療あたりの妊娠率は必ずしも高くありません。お仕事や趣味などとのバランスをとり、時には1-2ヶ月程度治療をお休みすることも有効です。 最近では、不妊専門心理カウンセラーに相談できる病院やクリニックも少なくありません。お住まいの自治体によっては不妊専門相談を受けることもできますので、是非ご利用下さい。

3.みなさんへのメッセージ

・女性の年齢が妊娠率に影響します どんな治療法でも、おおむね35歳以上になると妊娠率が低下します。晩婚化などの社会的問題も無視できませんが、早めに取り組むほど負担が軽いことも事実です。

・健康管理に気を付けましょう 高齢化に伴い、高血圧・糖尿病などの生活習慣病、乳癌などの悪性腫瘍、肥満などの健康リスクが増加します。一方、持病のある方でも不妊治療は可能な場合が多いので、早めに専門医にご相談下さい。

・安全なお産のために どんなに健康な方でも、早産、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、帝王切開などのリスクが避けられません。適切な妊娠管理や分娩管理を受けることは、適切な不妊治療を受ける以上に重要かもしれません。妊娠すると「卒業」になってしまうクリニックも少なくありませんが、不安や不明な点があれば、遠慮なくご相談下さい。

安全なお産のために
高井 泰先生

埼玉医科大学総合医療センター産婦人科 准教授
不妊治療学、生殖内分泌、内視鏡手術、臨床遺伝学

→病院の選び方
→早期治療の重要性

 
 
 

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